痛快ウキウキ通り

この世界の片隅にの痛快ウキウキ通りのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.5
何も言えないってこういうことなんだなと…。
あの夏の歴史を生まれてからこれまで、負の遺産として捉えてきた。原爆が投下され、多くの人が亡くなったあの夏、たしかに多くの人が悲しんだことだろう。だが、前を向こう、生きていくしかない。この世界の片隅にある幸せを教授しよう。
このような映画は、どこか説教くさいイメージがあるが、コミカルに、そして、リアルに描くことに特化した作品である。そのことで感動という感情を超越する、ある種、無感情を抱かされた。
このような映画は、当分出会わないだろう。