ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウンの作品情報・感想・評価

ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン2014年製作の映画)

Mr. Dynamite: The Rise of James Brown

上映日:2016年06月18日

製作国:

上映時間:115分

3.7

あらすじ

ミック・ジャガープロデュース!異例のジェームス・ブラウン・エステート全面協力、未公開映像満載の驚異のドキュメンタリー。母親に捨てられ、靴磨きや売春宿の客引きをした不遇な少年時代を経て、“ショービジネス界で最も働き者”として音楽シーンに君臨したジェームス・ブラウン。そんな彼の知られざる素顔と“ファンクの帝王”と呼ばれるに至った経緯、そして今のアーティストたちに与えた絶大な影響を、未公開映像と全盛期…

ミック・ジャガープロデュース!異例のジェームス・ブラウン・エステート全面協力、未公開映像満載の驚異のドキュメンタリー。母親に捨てられ、靴磨きや売春宿の客引きをした不遇な少年時代を経て、“ショービジネス界で最も働き者”として音楽シーンに君臨したジェームス・ブラウン。そんな彼の知られざる素顔と“ファンクの帝王”と呼ばれるに至った経緯、そして今のアーティストたちに与えた絶大な影響を、未公開映像と全盛期のライブ映像、バンド・メンバーなどの関係者、また彼に影響を受けたアーティストたちのインタビューで綴る、熱く、貴重な映像クロニクル。

「ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」に投稿された感想・評価

箱蛙

箱蛙の感想・評価

4.3
2016/06/30(立川シネマシティ2)

SOUL POWER!!
そして、SOUL と POWER。

ライヴ映像はもうただただサイコー。ミュージシャンたちの証言もいちいち面白くて興味深い。後世に最高のグルーヴと言われるビートを叩いた本人が「あんなの最低だ」と言う顔の楽しそうなことといったら、ね。当時、面と向かって(いなくても)絶対言えなかっただろうし。

SOULはともかく、生きるためにはPOWERを欲していた、欲せざるをえなかった、ということなのか。ニクソンはないだろ、ニクソンは。と、思うけれども、らしいといえば、らしい。

そこまでをつぶさに追っていたので、亡くなるまで全部見せてくれると勝手に思ってしまい、ラストは突然終わっちゃった感。しかしまぁ、ありがとうね、ミック・ジャガー。

追記:爆音上映で観たけど、特に爆音でもありませんでした。
JB好きになる。パワーがものすんごい。同胞のブラックコメディアンに真似される過去のレジェントって程度の印象だったけど、ライブ・パフォーマンスが、こんなにすごい人だったとは、驚き。真似されるのもよく理解できる。
永ちゃんのライブドキュメントを観たとき以来の衝撃。なんでも、食わず嫌いはダメよねと、教えられる。
tommy

tommyの感想・評価

4.0
ジェームスブラウン、めちゃくちゃかっこいいな。
煽りからのイントロに入る部分がヤバすぎる。めちゃくちゃロックじゃないか。
生で聴いたらぶっ倒れるわこれ。

人種問題の場面も、白人に対して一歩も引かないところとか、ほんと感動するわ。
マルコムXを思い出した。
あと、いろんな意味で永ちゃんにも似ているなと思った。
不遇な少年時代とか、ビジネスでも負けないところとか。

これだけカリスマ性があって我が強いと、身近なバンドメンバーなどからはやはり不満が出たりするんだね。
raj

rajの感想・評価

4.0
ジャズ全盛の後日談とヒップホップの前日譚。この後にNetflixのヒップホップエボリューションを4シリーズ通して観ると今につながるアフロアメリカン寄りの音楽史がかなり良くわかる
「ショービジネスじゃない。ショーとビジネスだ」「彼は『殺す』みたいなことを言っていた。そして実際にそうした」
全盛期を中心にイケイケのJBの音楽面、ビジネス面、政治運動面に焦点を当てたいいドキュメントだった。ジャズを持ち込んだファンク創生の話、プライドを持てという仕事論などなど。
同時期に作られたチャドウィック・ボーズマンの映画と違い、落ち目の話はあまり描かれない。しかし、両親から捨てられ超絶貧乏だったことが彼の人生に深い闇を与えていたことは関係者インタビューからビンビンに伝わってる。「仕事」をするのが夢だったというだから。。。
J.B.を全く知らない状態で見た。パワフル。
☆☆☆★★

2016年6月29日 角川シネマ新宿/シアター1
Ikupopo

Ikupopoの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

テスト終わりにヒカリ座へ〜。ここ最近のヒカリ座はラインナップが大変私好みで、嬉しい悲鳴が出る。
昨日見たのはジェームス・ブラウンのドキュメンタリー。ドキュメンタリーを映画館で見ることはなかなかない。友達が、この映画をみて彼のこと好きじゃないと思った、って言ってて逆に興味が湧いたので滑り込みで観てきました。なるほど、私もこんな人が身近にいたら好きじゃないと思うかもしれない。でも、彼の性格は小さい頃の貧しい生活とか裏切られた経験からだと思うと、嫌いだとわりきれなくて悲しい気持ちになる。当時のバンドのサックス奏者が「彼のことは好きだった。でもそれを言ったことはないよ、その気持ちは必ず利用されるから。」と言っていたのは彼と周りの人間関係をよく表していると思った。愛があったとしても信用はしない。そんなことを知ってから彼の曲を聞くと、どの曲もただただエネルギッシュだった。癒しとか優しさとかはなくて、魂のこもったシャウトやファンクな音。人種差別への怒りとか不安を吹き飛ばすような、あの時代にマッチした音楽なのだなぁ、と思う。あの時代があったから今の時代があるのは確かで、マイケルジャクソンやプリンスは明らかに影響を受けているし、彼の作った音楽はR&Bやファンクソングの土台と言えるほどだと思う。彼が作った音楽に心からの敬愛を。
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