【タズシネマ】
タズシネマの湯は全然沸かなかった
まず冒頭からいきなり映画セリフくさくて冷めるんです。
「学校の裏のコロッケのおいしいお肉屋さん、4つ買ってきて」
ネタバレなので後述ですが基本設定も映画くさすぎ&モリモリ過ぎなんですよ。なのでリアリティ感じず入ってこないんです。
下着のくだりがちょいちょいあるんだけどいらないんです。そこに思春期エロティシズム入れられてもブレるんです。高校生とか小学生の下着出しちゃダメでしょう。
オダギリも微妙。好きな役者さんですよ。ただあえての演出だとは思うけどコメディリリーフなんですよね。オダギリのコメディリリーフ鉄板だからおもしろくなっちゃうんですよ。オダギリじゃないキャストでもっとシリアスだめ夫の方が良かったかも。日本版最高の人生の見つけ方の前川清みたく。
ただ手話のところ泣いた。
ピラミッドのところも泣いた。
あと宮沢と杉崎の演技はやっぱり最強。
あと駿河太郎もいい役者さんですよね。決して親の七光りではない。ヤクザと家族でもほんと憎たらしかったし。
あとタイトルがエンディングに来るの好き。かっこいいよね。
↓↓↓以下ネタバレ注意↓↓↓
モリモリすぎ。
高校でいじめ、旦那の浮気(そもそもクズ、でも憎めないコメディリリーフ設定)、家が銭湯とか設定がレアすぎる(てかオチのための無理くり感)、末期癌、腹違い(かどうかもわからない)妹。出て行った聾唖母。出て行った主役の母。ヒッチハイカーの背景。挙げ句の果てに関係ない探偵まで男やもめ。
そして最後は何？銭湯のかまどで火葬したってこと？ダメでしょ？
