このレビューはネタバレを含みます
GEOアプリがパースデークーポンなるものを配布してくれた。嬉し。
去年は、注目の日本映画が目白押しだったので、現在観たい新作邦画はそこそこあります。
だからこそ、何をレンタルしようかと大いに迷ったのです。
そんな中選んだ一本ですから、自ずと期待値はうなぎ登りだったのですが…
以下、感想。
幸野双葉が自分の死を目前にして、残される家族の問題を解決していく訳ですが、とにかく各セクションの内容が薄い。例えば、安澄のいじめ問題も、あれで解決なのかという腑に落ちなさ。その後シーンの1つも出てこないのがね。根深いよ、あの問題は。
様々なテーマに手を出さずに、どれかに絞って丁寧に描写して欲しかった。
他にも、基本的にこの作品のセンスと合わなかった。
嘔吐物報告班の彼は何なの?牛乳ですっ!って何?と、軽く冷めるシーンが多数。
そして、大事なラスト。
いや、気持ちは分からなくないですけど、それは頭を過る程度でやろうとは思わない。故人の肉体を焼却し、その熱源で沸いた湯に浸かって気持ちいいなんて、無理でした。
こうなると、永い言い訳 借りとけば良かったなんて思ってしまいます。後悔先に立たずですね。オダギリジョーのダメ男っぷりは良かったですけど。
あー、横道世之介観よう。