このレビューはネタバレを含みます
おーーーーー
なかなかズシッとくる重さの映画でした。
しかもそれが等間隔でやってくる。
だけどフィクションらしさがあるのでとても見やすかった。
キャストも凄く良くて配役バッチリ。
余命宣告を受けた主人公が死ぬ前にしなければならない事をやり遂げる物語。
娘のいじめ問題。
家出した夫を探して家業の銭湯を再開させること。
娘にある真実を告げること。
もうまんまと泣かされました。
これまた等間隔でやってきます。
だって演出が泣ける。
見ていると登場人物ひとりひとりの気持ちを考えながら感情移入していくと思うんですが、私にはまだ子供がいないので娘目線で考える事が多かった。(主人公含めみんな誰かの娘なので子供目線と言った方が正しいかも)
なので自分が子供を授かり見直した時、今度は母目線(親目線)で見ることが出来るのかな？と
ラストは賛否両論あるみたいで…
私も正直、そうきたか！と驚いたけど、
でもこれがこの家族の愛なんだと受け入れて見ると不思議と不快にはならなかった。
ひとつ引っかかるのはいじめ問題。
主人公は娘に｢逃げちゃダメ｣と言っているけど、そりゃ逃げるより戦った方がいいのは分かる。
でも｢逃げるが勝ち｣の時もあると思うな。逃げてもいいよ…でもね…みたいな諭し方もあったのでは？と思ったり。
そして最後に言いたい。
私の結婚したい俳優ランキングトップ5に入っているオダギリジョーと松坂桃李の共演が最高でした。ありがとうございました。
(ランキングは今決めました笑)
オダギリジョーがとにかくかっこいい。
色気が…！
すんごいダメ男だしダメ父だけど彼が演じてる分優しめに見てしまう。
ムカつく笑
この時40歳ぐらいらしい。
歳をとらない…というか歳をとるほどかっこよくなってるような…恐るべしオダジョー。
