ゆ

湯を沸かすほどの熱い愛のゆのネタバレレビュー・内容・結末

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

さぞかし良いんだろうなって思って見始めたら、ハァ?ってことの連続で開始20分くらいから既に辛いけど最後まで見たら何かあるんだろうなと思って最後まで見たけどハァ?で終わってしまった。
俳優さん女優さんの演技はみんなすごくいいんだけれど、要素詰め込みすぎじゃないですか?ここまでする必要ありますか?って思う。あと登場人物がみんな常識はずれの行動しすぎてて誰一人にも共感も何もないまま終わった。
・いじめられてる子が下着姿になって「制服返してください」。それに対して母親が「よく頑張ったね」は鳥肌ものの気持ち悪さ。どうがんばって考えても16歳の子が下着姿になったらいじめっ子が制服を返してくれるなんて発想にならないと思うので、映画の話題的なものでこんな描写になったのかと思うとめちゃくちゃイライラする。その後もいじめのことは何も出てこなくてただの要素の一つとしていじめ利用してるだけかよって思うと尚更ムカつくしその対処法が下着になって返してもらうことを懇願させることかよ。
・お漏らししたパンツをドアノブにかけて帰る異常さ。
・店で倒れて末期ガンが発覚したのに娘2人連れて長距離ドライブにいく母親の身勝手さ。
・9歳と16歳の娘の前でヒッチハイクの見返りにラブホに連れてかれた話を男がしてるのに母親も娘も一緒に笑ってるシーンが怖い。
そもそも宮沢りえが魅力的っぽく描かれてるけど、探偵屋もヒッチハイカーもあの程度でそんな好きになる?都合良すぎない?杉咲花の本当の母親もなんでそんなに家に馴染んでるの?ととにかく都合いいな〜っていう展開がずっと続く。
最後は「はいはいそうやって感動させようとしてるんですね。」と思ってうんざりしてくる。
オダギリジョーは母親に置いていかれた嫁・本当の母親に生まれてすぐ置いていかれた娘っていう二人をまた置いていくド屑。人間ピラミッドごときで許せないだろ。杉咲花がとにかく可哀想。
銭湯という設定もタイトルありきで「じゃあ銭湯にしよう」レベルだったんじゃないのかなって思うくらい銭湯はあっさり開業するし、あっさり人が集まるね。
ゆ