このレビューはネタバレを含みます
お母ちゃんの人生が複雑だけど、本当に深い深い愛があって苦しくなった
安澄がいじめられていて、どんなに嫌がっても学校に行かせる行為は、見ている側が辛い
でもやはりお母ちゃんで、安澄への接し方がわかっていた
きっとみんながみんな、無理矢理でも学校に行けば問題が解決するわけではなくて、一人ひとりのやり方がある
でも、それを見極めるのは産んで育てた親でさえ難しくて、お母ちゃんが安澄とちゃんと向き合ってきたからこそなのかなって思った
安澄を産んだ君江に会った時に、手話を理解できる理由がわかった時は、涙が溢れた。
詳しく伝えずに手話をやるようすすめたお母ちゃんも、それを素直にやる安澄にも涙した
お母ちゃんが心配だけど、自分からは行動できないお父ちゃんもなんだか憎めなくて、女性が惹きつけられる理由がなんとなくわかった
最後に映画のタイトルの意味がわかって銭湯ならではだなって思った
女性は、やっぱり強くって
子供を産んだとか、大人だからとか関係なくて、やっぱり女性は強い
