このレビューはネタバレを含みます
今までで1番泣いた映画。
映画でよく泣くタイプの人間ではあるけど、後半半分全部泣いてたのではないかってくらい涙したのはこの映画が初めてやったと思う。
愛しかなかった、素晴らしかった、熱すぎた。
こんなにも失いたくないと強く想われる人間ってこういう人なんだなと。
私もこんなに惜しまれて死にたいと思ったけど、無理だ敵わなさすぎる。
血の繋がりだとかどうでもいいし、最後に愛は勝つ的な曲があったけど、ほんまにそれが全てやなと思わされる映画やった。
宮沢りえさんの強くて弱くて強い母はもちろん、杉咲花ちゃんにしか演じられないあの表情と、オダギリジョーさんの涙演技にはやられすぎた。
オダギリジョーさんってほんまにずるいと思っている、ずっと好きあの人の演技。
そして最後の映画タイトルがあのBGMと同時にどんっとくるところ、ほんまにしびれた。
心を鷲掴みにされた。うわぁこういうことか!やられた!素晴らしすぎる!って。
あのシーンを作ったひと天才だと思った。
泣ける映画は何ですかって聞かれるとこれを勧めると決めている。実践している。