中年になって泣きたくてもなかなか泣けないのに、通勤中の電車内、スマホでみて不覚にも涙が溢れてしまいました。
だから途切れ途切れで少しずつしか見れないのに、それでもそのたびに泣けてくる。
この映画は、子を思う親の立場でも、親思う子の立場でもやっぱり泣ける。
宮沢りえさん演じるお母ちゃんの愛の深さやその演技が凄いのは最初から分かってるけど、涙が抑えられなかったシーンはどのシーンも杉咲花さん演じる安澄ちゃん。
なんで最初イジメられてたのかはよく分からなかったけど、あの涙を堪える表情、堪えきれず溢れる涙、お母ちゃんの前で無理したあの笑顔。どれも切なくて愛しくて凄かった。
ラストシーンもびっくりしたけど、なんかいい。
観終わったら優しくなれる。そんな映画。おすすめ。