ポイズンガールバンドの阿部くんが
「思い出しただけでも涙が…」なんて言うもんだから鑑賞。
さぁ泣かせてもらおうかと、ここでハードルが上がる。
そして観る前に1回ハードルを下げる。
私は自在にハードルを上下させることが出来る。
(君の名は、の時は失敗したけど…)
つまりフラットの状態で観始めた訳なのだけど、泣いた。
3回泣いた。
途中、そんなことある?とか、そんな訳あるか〜い、とか心の中でツッコミはしたけど、あんまりね、細かいことは言わない。
だって杉咲花が素晴らしかったから。
邦画で誰かの演技を観てて、
むむ、これは!ってなったのは
「ゆれる」の香川照之以来。
何て言ったら良いのか、他の演者はちゃんと作品の中で収まって映画の仕事してるのに、他の演者を置いて一人作品の向こう側に行ってしまったと言うか、わかんない、とにかく完璧でした。
ソフトバンクのCM出た時、変な髪型って思ってごめんなさい。
こんなに凄い人だったとは。