このレビューはネタバレを含みます
全体的に古かった。80年代っぽいというか何というか。
制服を取り返すために下着になるってことは、いじめっ子に暴力で報復はしてないが、安澄が自分自身に暴力を振るってるように感じた。結局暴力で解決してるような、、、しかし、あれでイジメおさまるかね??
心温まるようでいて、全体的に暴力的な気がした。
もともとバイオレンスで売ってるならわかるが、ハートウォーミングで売って風で、何か気持ちが悪い。
いや、ラストがあれなので、実はホラー的な作品として観れば納得が行くのか??うーむ。
それから、何か双葉は女性に厳しくて男性に甘いような感じがしたし、拓海へのハグが母性というより性的な感じを受けたし、滝本のネクタイを直すシーンもそうだ。別にそれならそれでいいけど、何か気持ち悪い。何故だろう?
死ぬ主人公、父親にした方が面白い気がする。
監督、脚本家の、母親ってこうだよね、こうあるべきだよねっていう古い価値観を見せつけられてる気がして、何となくのれずにラストまで観た。でも、ラストの解釈によっては、母親の狂気、いや、家族みんな狂ってるってなるとちょっと面白い。
それから、全体的に一つ一つのエピソードが薄い気がした。どこかを切ってその分他のエピソードを掘り下げるとかした方がいいような。。
何はともあれ、役者さんの演技は素晴らしい!
フォローになってないか、、、
最近、純粋さとか、ハートウォーミングで売っているようでいて、気持ち悪い映画流行ってるの??