Noah

顔のないヒトラーたちのNoahのレビュー・感想・評価

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)
3.7
戦後20年経ち、「アウシュビッツ」での悲劇を知らない、あるいは知らせない世の中になってしまっている西ドイツを舞台に、自国の、自国民の戦争責任を問いかけるべく、日常に潜む元アウシュビッツ所属親衛隊員を法で裁こうとする…。

観ながらどうしても日本の場合の話を思い出してしまう。日本は他国によって裁かれたけど、このような自浄作用は未だにないように思える。

真実を暴く目的が、批判なのか癒しなのか。そこを明確にして自覚すること。この視点は自分にとって新しく、大きな学びとなった。

「これだ!」と思った事を詰めていく時、持つべきは志を同じくする仲間と上司だな…。
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