1958年、ドイツ・フランクフルト。当時ドイツの一般国民にはアウシュビッツ収容所での虐殺はほとんど知られていなかった。そんな中、記者からの情報を得た検事がアウシュビッツでの虐殺に加担した元親衛隊員達を裁くために立ち上がり、フランクフルト・アウシュビッツ裁判開廷まで戦い続けたお話。
フランクフルト・アウシュビッツ裁判開廷までの史実に多少のフィクションを交えて進行されるシナリオは上々。
テンポも良くダレない作り。
葛藤を抱えた主人公や周りの人たちを巧みに演じるキャスト達も良いですね。
フランクフルト・アウシュビッツ裁判について知る機会を与えてくれた秀作。