ダイセロス森本

ピッチ・パーフェクト ラストステージのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

4.8
ベラーズよ永遠なれ!。大爆笑で始まり新たな敵が現れ大号泣で終わる素晴らしき大団円!映画館で見たかった!

歌唱力はもう皆さんご存知の通り!ストーリーは大学卒業後、それぞれの道を歩み始めたところから。ベラーズのメンバーとシェアハウスをする光景がとてもかわいくて好き。

今回はちょっと途中からスパイ映画っぽくなってくる!?

ほかのバンドがじゃかじゃかと楽器をかきならす中、歌だけで勝負するベラーズの勇気と美しさよ!新作ということもあり最近耳にする洋楽がとても多くて楽しめる。めちゃくちゃ面白いぞ。

最近話題のルビー・ローズも参戦。彼女率いるバンドが強すぎてインパクトでかい!ひたすらにかっこいい~~!って感じ。このバンドの後に出演するベラーズはまだベラーズらしい女の子女の子した感じなんだけど、これ以降ルビーのバンドにちょっと影響されているのか黒ベースでカッコいいベラーズになっていくのもまた魅力的。

主人公の能力がDJキャレドに買われ、ひとりだけで契約をしたいと言われるが、彼女は今一緒にいるベラーズと音楽生活を共にしたいと告げる…。やっと才能を買われた、長年の夢が叶おうとしているとき、仲間をとるか、夢をとるか・・・?人間としても面白い分岐点に立っているベラーズがどんな姿を見せてくれるのか、映画館で皆に見てほしい。可愛い大学生だったほんの小さなアカペラグループが、ついに頂点をつかむ。

人数が多いからキャラクターの心情や個性を描く力は欠けるがやっぱりそんなことどうでもいいと思ってしまう歌とダンスに圧倒される。

ひたすらに楽しい。女性だけでここまで音楽が作れるのもすごいよなあ。ベースがめちゃくちゃカッコいい。