西東京

偽れる装いの西東京のレビュー・感想・評価

偽れる装い(1945年製作の映画)
5.0
偏執的な人間が帰ってこれないところまで行っちゃう映画が大好きなので、例に漏れず本作も最高。脳内に鍵閉めて引き篭り野次馬の女性らに囲まれ光の方へ向かう影まで完璧。
女性をマネキンのような物としてしか認識できず、またマネキンだからこそ好きという倒錯的な愛情、いざ反発されるとショックで気が狂うってアホすぎだけど、ミシュリーヌ・プレールの何も内包してないツルツルの顔はマネキン好きからしたら堪らないだろうな。
卓球の場面もよかったけど、女性がレストランから出る時にタバコの煙をムワッと巻きながら出ていく後ろ姿のショットが美しすぎておしっこ漏らした。
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