まの

ウォント・バック・ダウン ママたちの学校戦争のまののレビュー・感想・評価

4.1
転校してきた小学校は補習もなければ、教師も生徒もやる気のない学校で、娘のマリアは読字障害を抱えている。
娘の為になんとか転校させようとしてもお金も無ければ、引っ越しも出来ないシングルマザーに出来る事は何もなかった。

母は動き出すしかなかった。母は強い。自分も読字障害なのに必死で教師の組合と言うとてつもない大きな組織に立ち向かう姿は凄いと言うしかない。

一つ一つの困難を乗り切り、勝利を掴んだ姿は素敵でした。
一緒に闘ってくれたノーナや、組合側の女性が本来の教育に目覚める姿など、主人公の周りの人達も凄く良い味を出していたと思います。
久しぶりに正統派の作品に出会えた感じがします。
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