KUBO

残穢 住んではいけない部屋のKUBOのレビュー・感想・評価

3.8
原作が「十二国記」の小野不由美、監督は「ゴールデンスランバー」の中村義洋、キャストも竹内結子&橋本愛ダブル主演ということで、昨年の東京国際映画祭でコンペ部門に出品された時から気になってた作品です。

期待した通りの日本的「恐怖映画」。読者の投稿を元に百物語を執筆している作家(竹内結子)の元に、
久保さん(橋本愛)という人からの投稿が届く。誰もいないはずの隣室から毎夜物音がするというのだ。取材を始めてみると、同じマンションの住人たちから次々と被害者が現れる。更に過去に遡るとそのマンション建設地にかつてあった旧家にも恐ろしい噂が…。

昨今流行りの「中田秀夫」的ホラーではなく「横溝正史」的な古来日本に続く祟りや因縁といったものをベースにしたトラディショナル・ジャパニーズ・ホラー。私はこういうホラーは好きです。

帰りに「穢れ」が付いて来ないようにお浄めの「塩」も配られましたが、主演の竹内結子さんが怖くて試写を見れなかったという本作。貞子も伽梛子も出てきませんが、じわーっとくる恐怖映画です。