吉田ジャスティスカツヲ

イコライザー2の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
4.8
前作から残った良い部分:無くなって代わりに入れたオモシロ要素
= 5:5
それを受け入れられるか否か。で評価が分かれるのかと…


ミニマム&シャープなヴィジランテ物としての一作目を超絶愛していた私…

寡黙で無愛想な地味なオッサンが、実は凄まじい戦闘能力を持ち、いざ戦えば法律も倫理も無視して外道どもをブチ殺す。
一度もピンチにすらなりません。
この問答無用の強さが、主人公の魅力。
そんなキャラクターを【善人役の多いデンゼルワシントンが演じること】で、さらに凄みが増していました。

特に私が笑ってしまったのは二幕目の終わり側、今回の黒幕が誰なのかが判明した場面です。
マッコールは今作の中では最高の笑顔を振りまきながら、口角を持ち上げて、真っ白な歯を見せながら…
【オマエは許さないから😁絶対に殺すから😁一度しか殺せないのが残念だ😁今日は失礼するよ😁あっ奥さん、帰る足じゃありませんけど駅まで乗せてってくださいますか?】

奥さん:良いですけど、車内では娘たちと戯れてってくださいね。


の部分で私は…ゾっ😱‼️
っとしたモンですよ。


その点で今作を観る身としては、アバンタイトルにてトルコ鉄道に乗っての【アクション自己紹介】の部分にて
「あぁ、そっち方向にスケールアップしちゃったか~」と心が曇ったモンです😅

しかしそこは楽しんで映画鑑賞するべきって心の切り替えが大切。

ご近所さんたちや、誰にも相談できない悩みを持つ若者との交流。
また「読むべき100冊の書籍」の続きなど前作の枠組みを踏襲しつつも、そのスケールアップぶりはとんでもない活劇の快楽に向かっていくのです‼︎


変わってしまって残念だった部分として…
前作では【元々はCIAエージェント✖︎今のお仕事の要素✖︎オシオキタイム】
というある意味、血を見るホームアローン的なクライマックスが面白要素だったのに、その掛け算要素がタクシードライバーだと感心が薄れてしまったことでしょうかね😅

その代わり…
今のお仕事はタクシーに乗せる乗客の数だけ、その人たちの人生を感じることができるのでしょうし【彼による、頼んでもいないオシオキと救済】のバリエーションが増えるのかもと考えますと、三作目も作れそうな雰囲気でしょう‼︎


フークア監督✖︎デンゼルワシントン‼︎
次もお願いしますね👍
楽しかったです👍