みんな大好き「ナメてた相手が殺人マシーン」第2弾。
でもこの第2弾ではロバート・マッコールはその風景の中で最初から異質であり、彼の心に火がつくタイミングが前作よりも明らかに早かったなあ。つまりそんなにナメられてなかった気がする。
彼が覚醒するまでのタメがあり、彼の世直し的一連の行動の敵とその黒幕がほぼ同一であり、黒幕との一騎打ちがクライマックスであり、その一騎打ちは彼のホームグラウンドで行われるという流れは前作と全く同じ。
なのに前作のような高揚感が少なく感じた理由としては…黒幕が元同僚で現似た者同士、妻も子供もいるということへのモヤモヤ感かなあ。いくらずっと味方だった友人を殺した相手とはいえ、果たしてロバート・マッコールは許されるんだろうかと実は今でも悩んでいるところ。やはり相手は孤独で圧倒的なワルじゃなきゃみんな許してくれないんじゃないだろうか。そういう意味で、次作の敵は世界中から嫌われているあの国のあの人ってことでどうでしょう⁉︎ いまや嫌われ者が多過ぎて誰かわかんないかも？
