一作目と比べて、今作は主人公マッコールの”人との関わり方”という点がより深く掘り下げられていたと思う。 なんと言っても、「ムーンライト」で素晴らしい演技を見せてくれたアシュトンサンダース演じるマイルズという若き近隣住民との関係性の変化が本当に魅力的だ。
マッコールに関していえば、サイコパスという印象を持っている人も少なからずいるだろうし、確かにそういう側面も兼ね備えているだろうが、僕にとってこのマッコールというキャラクターが真っ当な人間性を持って感じられるのは、彼が読書やアートの持つ力を強く信じているところにある。
リリカルなアクション映画という面が前作以上にパワーアップしていたので、3作目、4作目も、ドンドンやって欲しい。
本当に大好きなシリーズだ。
