このレビューはネタバレを含みます
デンゼル・ワシントンがアントワーン・フークア監督とタッグを組んだアクションサスペンス続編!
デンゼルさん自身、初の続編出演!
Uberの運転手に転職したマッコールさん。
乗車したお客とたわいの無い会話をする中でも人間観察は欠かさない。
ある日、元上司が何者かによって殺害され、真相を突き止めながらまた新たな敵に立ち向かう!
今作続編としてとても楽しめました!
相変わらず善人なマッコールさんも見せてくれたし、特に近所の芸術家志望の青年とのやり取りは心温まりとても素敵でした。
青年が悪の道に進みそうになるのを全身全霊で正すマッコールさんは本当の父親のようでウルっとしてしまう場面もあり。
今作で色々と思った事。
マッコールさんは人と仲良くなり過ぎないよう自分にブレーキを掛けて一線を引いて接している。
前作でもアリーナに内緒で資金援助していたり、今作でも助けた幼い女の子にシーって口止めするシーンが印象的。
善良な人間でありながらそれをあからさまに表には出さないのです。見返りなんて一切求めません。
人と親交を深める程、大切な人を傷付けてしまうかもしれない、自分の善人さが命取りになる…そんなマッコールさんの置かれた立場は実に切ないですね。
特殊な職種の人、例えば裁判官、弁護士、警察官等、(いざ挙げると少ないけどもっとあるはず)少なからずそういった職種があるのかなと。
話は逸れましたが、今作の敵は同じイコライザー。
プロ対プロの対決でワクワクしましたが、マッコールさんの相手ではありませんでした。笑
何はともあれ嵐の中の激戦は素晴らしかったです!
マッコールさんの安定感と安心感は相変わらずハンパないです!
続編期待しちゃいましょ!