シュバルス

イコライザー2のシュバルスのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
4.0
全てが丁度いい映画。
鑑賞後、良い映画を観たという心地満足感に包まれる。
とはいえ不条理な社会の歪み、そこにある暴力を振るう側振られる側の立場。
それが上手く表現されている。
特に銃や人を叩きつける音は一発一発に重みが感じられその度にドキッとさせられた。
軽くバンバン連発する映画もあるが、
軽くないんだよな。本来は。
一回でも銃ないし壁やテーブルに叩きつけられたら致命傷になるはずなんだよ普通の人間は。
そしてダントツに魅力ある登場人物。
今回の黒人の絵描きの若者がいるんだけどそいつの魅力が半端ない。
むしろこいつ主役じゃねの勢い。
しかもうるさくない。
ワーワー騒ぎ立てる面白黒人じゃない。
すっごい好きにさせられたしとにかく良いやつ。
個人的にキャッチコピーの敵もイコライザーってのは疑問だったし、
取ってつけたような三人が登場した時はお前ら誰やねんって感じだったし、
最後の戦いは少し退屈だった。
まぁあそこが丁度良いエンタメ感なんだろうけどね。
もっともっと30秒で敵殲滅を観たかった!
とにかくスカッと爽やかな正月の朝にパンツ変えたみたいな観てて気持ちいい映画。
シュバルス

シュバルス