バルバワ

イコライザー2のバルバワのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
4.6
「日本の弁護士、刑事ドラマにロバート・マッコールさんがいればすぐに最終回だな」と思いながら鑑賞致しました。

いやぁ、こんな面白い作品の公開館数がメキメキ減ってるのはおかしいだろッッ!増やすか、クレジットカードで切り刻まれるか選べッッ!←錯乱気味

あらすじは凄腕の元CIAエージェント ロバート・マッコールが無力な市民や若者、友人の為に世の中の悪を血祭りに上げていく…的な感じです。

はじめに今作は2014年公開の『イコライザー』の続編ではあります。しかし主人公ロバート・マッコールさんがめちゃめちゃ強いということだけ頭に入れておけば今作から観ても何の問題もないし、前作ではちょびっとしか描かれなかったマッコールさんの経歴も言及されるのでむしろ前作を観ていない方にも優しい作りにはなっていると思われます。

とにかくマッコールさんが強くて強くて怖かったです。ラストバトルなんてほぼホラー映画の様相を呈していました。あと映画ライターのギンティ小林さんもパンフレットにも書いていらっしゃいましたがマッコールさん口喧嘩も強くてですね、特に敵四人に囲まれた時の対処の仕方(あの笑顔や銃を乱射するジェスチャーとか)の怖さったらないです。

アクションシーンは全部最高でした!役者の方々一人一人の格闘スキルにも惚れ惚れしましたし、敵もバカじゃないのもかなり好みでした!
決して他人事ではない身の回りにある悪を爽快に駆除していくマッコールさんに胸をスッとさせられます!

マッコールさんは前作から身の回りにある物を武器にすることが多いのですが、今回は自分の家(借家でもお構い無し)を改造しトラップハウスにしてしまいます。終盤は嵐(パンフレットにはこのカテゴリー5級の台風のシーンの撮影も細かく書いてあります。)をも味方にした血みどろの『ホームアーロン』てな感じでした。

まあ、強いて言えばマッコールさんがある事件をプロファイリングするシーンはこちらはその事件の全容を知っているのでやや長く感じましたね。

本当の意味でのクレジットカードの切り方を教えてくれて尚且つ鑑賞後19日間(適当)は中学生に戻れる作品です!ん最高ぅ!!!
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