「夜になったら、 空を見上げてね…」
はぁ、 切ないなぁ。
はじめはちょっと不気味に見えた、 正体不明の少女アップル。
だけど物語が進むにつれて、 彼女のことがどんどん愛しくなっちゃいました。
BMX meets 「マッドマックス」?
ディストピア版「ダウンタウン物語」?
血と肉片飛び散る21世紀の「グーニーズ」?
70's&80'sのいろんなテイストをブチ込んだ、 ちょっとイッちゃってるラヴストーリィ。
画ヅラは「超」がつくほどチープだけど、 そこは「ジャンル映画の重鎮」=マイケル・アイアンサイドが、 いい感じに引き締めてくれております。
マトモなツッコミ厳禁の世界観。
小学生が思いつきで書き上げたような脚本。
そのくせ人体損壊描写だけはブレインデッド級。
でもそれでいいんです。
心に刺さるものがあるから。
こんなにピュアな映画、 なかなかないですよ♪
2020ー56