MasahiroOhta

氷の花火 山口小夜子のMasahiroOhtaのレビュー・感想・評価

氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)
3.5
夏には現代美術館に山口小夜子展を観に行き、膨大なアーカイブに圧倒されながら「これはこれで素晴らしいんだが、膨大すぎて捉えどころが難しいなぁ」と思っていたところにこの作品を観る機会があったので。
山口小夜子展でもう少し見たかった「山口小夜子という人がどういうパーソナリティを持っていたのか」という部分にフォーカスしていて、とても観やすかったしスッと入ってきた。

たまたま監督のアフタートーク付きというタイミングで観ることができたのだけれど、製作決定からワリと泥縄式に近親者や仕事仲間のインタビューが決まったり、クライマックスと言える松島花の撮影が決まったりするなかで何度も構成を見直したという。時間がない中で、とても丁寧に作られたんだなぁということは作品からも伝わってきた。