レザーフェイス

氷の花火 山口小夜子のレザーフェイスのレビュー・感想・評価

氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)
3.9
展示会も至極感動して、完全に虜となってしまった山口小夜子さん。
パリコレで堂々たるビックメゾンのモデルをやるという日本人として凄い快挙を果たしたとともに、老いてもなお立ち続けたという伝説のモデルでもあります。
今回の作品で、彼女が理想的な1番のモデルを目指してたのは明白で、ファッションの興味から舞踏などの身体性を考えるものに、移っていくところはやはり学んで行く中て、彼女の興味が移っていたのであろうことが分かるし、当然とも思える。
本当の意味でスーパーモデル(美しいことは、苦しいことという言い方が印象的)の彼女に色んなものを着せたいと、ファッションだけじゃないクリエイターたちが集まってくる。
透明感のある肌とおかっぱから、かぐや姫と呼ばれていたがその通りで、純朴な少女であり知性と心を持った淑女とも言える。