このレビューはネタバレを含みます
セルジュルタンスが言った、
物語に入るための儀式。
という、言葉
何をするにも、普段の生活、一瞬一瞬の自分が大切な気がして、(素敵に生きるための儀式)
何かを表現するということは、例えば絵なら、絵を描くだけではできないし、歌を歌うなら、歌うだけではだめなのだと思った。絵を描く自分、歌を歌う自分、がいなくては。
好きだから描く。歌いたいから歌う。そうではなくもっと目に見えない大きな存在、運命とか神様とか空とか海とか土とかに身を投げているような、神聖さが表現者にはあるのかなあ
山口小夜子さんの微笑みが可愛い!唇が三日月になる
小夜子さんを現代に呼び戻す企画はものすごく滑稽だった
綺麗だけど、
もうこの世界には山口小夜子はいない
切れ長のアイラインを引いて、黒髪のおかっぱで、赤い紅を差し透き通った肌を持っていたとして、その子はその子
山口小夜子さんは死んだんじゃなく、新たな世界を歩いているように思えてしまう
あともいっこ、感想
彼女の素敵という思いに、世界がついてきてるようで、山口小夜子さんは人という枠を超えて生きていたんだなあと、けれどいつまでも1人の女性で1人の少女だったのだなあと、
見終わった後、吸い込む空気が全く違うようで、心が穏やかにキラキラした。