ぐみちょこ

デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」のぐみちょこのレビュー・感想・評価

2.0
プロジェクト発表時は注目度が高かったのにも関わらずイマイチ話題にあがってこない劇場版。第一弾ということですがこの先不安な滑り出し。

デジモン世代としては無印への思い出補正が半端ない上、劇場版と言えばウォーゲームの完成度と比べてしまいがちで正当な評価しづらいにしてもあまりにも全体的に粗すぎた。

辛口になるので先に良かったところを。
・butterflyはやっぱり名曲。
・デジモンたちの懐かしい声が聞ける。パルモンの"変な声"は今でも健在なのが嬉しかった。
・声優変更も成長した選ばれし子供たちという感じで違和感なくて良かった。
・中盤辺りの戦闘は迫力あり。
・デジモン再会後のほのぼの日常っぽいシーンは和む。

今作はどの層に向けて作られたのか非常に謎な仕上がり。新規層に向けた説明もなければ、前作ファンの喜ぶような演出もないし良いところが残されていない、活かされていない...。

再開のシーンだけはもう少し何とかならなかったのかなぁ...薄っぺらくてドラマがない。
太一の葛藤も成長して変わること、なのは良いけどそれが今戦わないこととは違う気がした。(戦わないことで被害が増えるのは一目瞭然)

残念だったところ
・フルCGとなった進化シーンはどこかチープで、テンポが悪い。
・braveheartは流れるものの歌なし。
・戦闘シーン中も無駄な謎顔アップカット多いせいでテンポが悪く盛り上がりにかける。
・ラストの戦闘は進化いつの間にかしてるし一番の盛り上がりどころなのに投げやりに感じた。

人物作画は安定せず頭身高めでかなり好みが別れそう。
個人的にキャラデザ自体は嫌いじゃなかったけど元がデフォルメされた頭身でかつ表情豊かだったのに比べて今作は表情が死んでいるようにしか見えないという弊害があってより感情移入し辛く感じた。

今回で新キャラを出す辺り、やりたいことはたくさんあるのだろうしこれは普通にアニメシリーズで観たかったというのが率直な感想。全6章かぁ。。