小一郎

ハッピーアワーの小一郎のレビュー・感想・評価

ハッピーアワー(2015年製作の映画)
4.5
見ました、見ました! 3部構成、5時間17分(1部106分、2部96分、3部115分)の長尺。いやー最高に苦く、面白い映画だった。これが人生の真実でしょ。でも、若い独身の人が見たら、結婚したくなくなっちゃうんじゃないの?と、ちょっと心配。

はっきりいって、思い当たるフシありすぎ。劇中出てくる男性の気持ち、凄く良くわかる。ひょっとして、これ、オレですか?みたいな。

コミュニケーションがテーマかしら。もちろん深いヤツ。個人的に言いたくなるのは、「だ・か・ら、表面的に波風立てないようにしたらダメなんだって」ということ。「夫婦にはもっと、激しく、濃密なコミュニケーションが必要なんだって」と、あと20年、夫妻を続けていたら断言する。

妻のことを理解していない夫である自分の救いは、妻が激しく、濃密なコミュニケーションを厭わないこと。このお陰で、本を格段に読むようになったし、ソクラテスに傾倒したりして、どうしたら幸せに生きれるのか、15年くらい考え、今なお考え中。

でもよかった、自分は考える時間があって。そしてこの作品で考える必要性に気付き、安堵したオジサンが他にもいる、かな?