岡ゴズ

ハッピーアワーの岡ゴズのレビュー・感想・評価

ハッピーアワー(2015年製作の映画)
4.2
年の瀬にギュウギュウのイメフォにて。
パッションでは29歳。本作では37歳。この監督は人が人生の節目に感じる絶望感を描き出すのが実にうまい。女性を描ける男性作家は超一流と言われるが、この人はそれが顕著で、誰しもが共感できるポイントを実に見事についてくる。
突然始まる謎のゲームやらなんやらの濱口節(現時点で3本しか見れていないが)は健在であり、5時間超を飽きさせない工夫も細部に渡って行き届いている。
が、イメフォの1部終わるごとに外に出されての再入場システムはめんどかったw
作品自体に、3600円払う価値は明らかにあったと思うのだが!!
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