クズとブスとゲスの桂日之石のレビュー・感想・評価

なかなかの極悪非道野郎の物語である たいていこういう悪い奴は悪い奴という面しか見せないことが多いが、本作は一人一人の家に帰ってからの素の姿まで描かれているというのが面白い それから例えば野菜をそのまま齧って食べたり、そういう細かい積み重ねでキャラクターのイメージを作り上げていくのが上手い 登場人物に名前がないというのも案外よくて、この名前は誰だっけというストレスも当然だけどない とはいえこれは好き嫌いが激しく分かれそうな映画である
#KuzuToBusuToGesu #2014