てるる

ノース・ウォリアーズ 魔境の戦いのてるるのレビュー・感想・評価

3.3
国を追われたヴァイキングがお姫様と出会い、王が差し向けた傭兵集団と闘いながらの逃亡劇を続けるというストーリー。

すんごいB級アクションなんだろなーと思いきや、意外にも丁寧に作られた映画だった!

王様が姫を狙う理由がよく分からなかったり、何故か姫が異能力持ってたり、脚本や設定はちょっとテキトーに感じられる部分はあるものの、衣装や映像がしっかりしてるので何だか引き込まれた。

ソードアクションも本格的で見応えあり。
斧使いオジサンやアーチャー、ナイフの二刀流などそれぞれ闘い方にバリエーションがあるのも楽しい。

やたらと強い修道僧が仲間に入ったり、死ぬことを「ヴァルハラに行く」なんていうくだりとか中二病ぽいRPG感あって好きだわー。

それに「ロード・オブ・ザ・リング」以来、広大な土地を主人公達が駆けるシーンが好き。
そういうシーンがあるだけで壮大な物語感が出てくる。

知らない俳優ばかりだけど、敵の傭兵軍団のボス兄弟の弟がエド・スクラインだった。
ステイサムの跡を継いだ2代目トランスポーター役よりも、こっちの悪役のほうがハマってた!

ヴァイキングなどの北欧系アクションやソードアクション好きにならオススメ出来る。
てるる

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