Ryoko

悪のクロニクルのRyokoのレビュー・感想・評価

悪のクロニクル(2015年製作の映画)
4.5
誤って人を殺してしまった刑事。昇進を前にバレないようにと隠蔽するが、翌日、その死体は警察署の前で、クレーンに吊るされた状態で発見される。
同じような設定の「最後まで行く」よりもシリアスで、陰鬱とした雰囲気。最後まで目が離せません。
後半はこちらが全く予想だにしない展開になり、最後は切なさと衝撃とで泣けてきました。
引き込まれたのは、主人公のソンヒョンジュの表情で見せる演技。
どこにでもいそうな普通のおじさんなんだけど、それがリアル。
犯行が発覚しそうになってからの、顔面蒼白で、目が血走った演技が上手い。
そして部下たちから「兄貴」と呼ばれ、絶大な信頼を得ている。そんな彼が殺人を犯すところがこの映画の面白さかもしれない。そして事件の裏にはどんな真実が隠されているのかも楽しみに見てもらいたいです。