まっくす

パッセンジャーのまっくすのレビュー・感想・評価

パッセンジャー(2016年製作の映画)
3.8
コロニーを目指す宇宙船の中で120年後に冬眠装置から目覚めるはずが、予定より90年早く起きてしまうというあらすじ。

この世界だと、船に乗った時点で友人や家族とはもう生きている間には会えないことになる。地球と通信するにもメール一通が届くのに、数十年と時間がかかりすぎる。そんな船に乗るのはすごい決断だ。

ほとんど描かれないが宇宙船を運用する会社を考えると色々と疑問が湧いてくる。
実際に目的地に着いた人がいない状態で、人々に120年後の夢を語って売っているのだろうか。。
宇宙船を管理するオペレーターは2,3代にわたって船をサポートしているのだろうか。。
「あー、50年前に〇〇さんって人が送った船、調子悪いみたいですよ。困ったなあ。」なんてことになると考えると、恐ろしい。