Aya

パッセンジャーのAyaのレビュー・感想・評価

パッセンジャー(2016年製作の映画)
3.0
単純に、おもんない。
平均的な感想です。

素晴らしい映画「イミテーションゲーム」の監督、モルテン・ティルドゥムと賛否がパックリ分かれる「プロメテウス」「ドクター・ストレンジ」の脚本家ジョン・スペイツのコンビということで、どうなるのやら?!

いざ公開してみたらものすごいアレな感想ばかり耳に入ってくるぞ?!

あまりにもアレだから見るつもりだったのが、スルーしてしまいましたが、やはり気になる。
そして嫌いな人の嫌い評が熱が入ってて愛をもって貶してる!!
その熱量に負けての鑑賞と言ってもいい!しかし褒めてる人もいる!

120年後に到着する惑星へ移住する宇宙船。
5000人の乗客が冬眠状態に入り120年後のコロニーでの新たな生活を夢見て眠っている。
そんな中、1つのポットが故障し、出発して30年後に機械工クリプラが目覚めてしまう。なにもわからずナビに従い、船内をくまなく見て回り、施設は整っているので、なんとか生活はできる。

バーテンダーが唯一の話し相手。

しかし1年ひとりですむうちに当然寂しくなり、つい美しく聡明なプロフィールの女、ジェニファー・ローレンスのポットを開けてしまう。
クリプラと同じように愕然とするジェニファーだが、同じ境遇と思って2人の間に愛が芽生えてゆく・・・。

まぁ、みんなと一緒ですよ。
クリプラなに起こしとんねん、と。
90年後ってイコールこの戦艦での死を意味するのはいくら陽気なクリプラでも分かるだろ〜。

そしてそのクリプラ笑顔が極端に少ない上痩せすぎです。
ゴメンだけど笑顔のないクリプラなんて!

あのアンドロイドとか記号的役割!って感じでいいと思うんですけど。

こないだ見たばっかなのに結構覚えてなくてw
それって凄い内容薄いってことだと思う。

ジェニファーは、最初は偶然起きてしまった境遇と優しいクリプラとの関係が築かれていくのは仕方ないと思うのよ。
この時のクリプラってジェニファーへの恋心とやってしまった罪悪感でめちゃくちゃ優しい男で。
そこはすごく体現できてた。

この世界にたった1人の相手が美男美女だもの!
そら恋に落ちますわ!
だからこそ真実を知った時の絶望とこれから生きていく上での葛藤・・・読み取れねー!
だってこっちは最初から知ってるし、バレ方が詰めが甘いというかアッサリしすぎというか・・・まぁ、良かれと思って、だとは思うんですけど。

てかこの映画、登場人物が極端に少ないからこそ、それぞれのキャストの演技ってすごい重要だと思うんだけど、終始みんな困り顔で・・・なんだろうw

そしてジェニファーの決断と90年後の船の中・・・まぁ、そうだよね!って感じ以外の何物も受け取れなかった。

うーん。
この布陣てこんな感じになるんですね、としか言いようがないよ!
所々まぁ、別にいいじゃん!てとこもあるんだけど、まぁ別に、ですからねw
そこまで貶さないけど、面白くはない。
Aya

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