ストーカーの欲望で人生を潰されたヒステリー女。
良かった点。
・惑星移住計画に希望を持たせる
・アヴァロン号内の施設は面白い
悪かった点。
・主人公がストーカーの何者でもない
・ヒロインはヒステリックの不安定さ
・あまりにも強引すぎるラストの展開
最初は偶然目覚めた男女の恋物語だと思った。
そうしたら、まさかのストーカー物語でした。
クリス・プラットはイケメンだから許される。
これが性格の悪いデブでブサイクなら違った。
その点で本作は非常に危ない橋を渡っている。
ジェニファー・ローレンスは悲劇のヒロイン。
というよりはヒステリックな女に見えました。
物書きはもっと冷静に状況を受け止めるはず。
それなのにほとんど感情でしか動いていない。
ある意味、この二人はお似合いのカップルでした。
まず、主人公の大罪は最後まで許されない。
ラストでは払拭したように錯覚させている。
その罪を受けたヒロインの心変わりも微妙。
どちらの行動理念に納得できなかったです。
特にヒロインの行動には納得できなかった。
マイケル・シーンのバーテンダーは悪くない。
ですが、あまり効果的な演出がなかったです。
ローレンス・フィッシュバーンは残念な感じ。
二人の為に出てきただけの役割で可哀想です。
なぜ主人公とヒロインの設定をそうしただろうか。
もっと素直に描いてくれれば楽しめただけに残念。