あまのかぐや

パッセンジャーのあまのかぐやのネタバレレビュー・内容・結末

パッセンジャー(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェニファーローレンスも、プラットもむちむちで眼福眼福!

当代きっての美貌とむちむちな魅力をはなつハリウッドスターふたりをもってきて、ポッドが故障してコールドスリープから目覚めたつーてこのむちむちは反則でしょっ。怪しからん。
宇宙を舞台にした美男美女のファンタジーですから、こまかい突っ込みは抜きにして。

無機質な宇宙船内のほぼ二人芝居な感じですが、前半の孤独の極限状態な演技や焦燥感やすべてを知った怒りなど、感情爆発のシーンを見ると、すごい俳優だし、すごい女優だなぁと改めて思うのでした。

自分ならどうするかなぁとまず考えると思いますが、やはりこの先、一生を過ごし、一人きりで死んでいこうとするなか、クリス・プラットが寝ていたら、理性と罪悪感と倫理観、いろんなせめぎあいのなかで無理やりおこしちゃうかもしれない。クリス・プラットがいたらね。いやでもどうかなぁ、彼を起こしても、わたしジェニファー・ローレンスじゃないしなぁ…。

などなど「なに言ってんねん」「寝言は寝て言え」な繰り言になるので、言ってる方が恥ずかしいです。あの二人だからこそ成立した、愛と憎悪と、それをこえた大きな愛の物語です。

でもロボットバーテンのアーサーがキュートだったので、彼と語ならい、彼に看取られて一人で逝くのが一番冷静な判断だと思うのですが。

最初みたときアーサーが、「エイリアン」や「プロメテウス」のマイケル・ファスベンダーぐらい無邪気な悪のアンドロイドか?って想像しちゃいました。

そして、後半でアヴァロン号に襲い掛かる重大なトラブルの数々、失ったオーロラの信頼と愛を取り戻すために、ジムがもくろんだ自爆計画では???…なーんてダークな方に勘ぐってしまいたくなりますが。違ったね。わたし心が荒んでる。
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