KUBO

わたしはマララのKUBOのレビュー・感想・評価

わたしはマララ(2015年製作の映画)
4.0
今日の映画は「わたしはマララ」。マララ・ユスフザイさんのドキュメンタリー映画だ。彼女の国連演説は私も授業で取り上げたりしていたので、東京国際映画祭の時から注目していた作品です。

マララさんのことはニュースやテレビのドキュメンタリー番組などでみなさんご存知のことと思いますが、パキスタンで女子教育の必要性を訴えて、タリバンに銃撃されるも奇跡的に生き延びて、昨年ノーベル平和賞を受賞した少女だ。

マララさんに関しては既に報道などで多くが語られているが、この作品では悲惨な事件やマララさんの類い稀なリーダーシップだけでなく、兄弟げんかの話や、好きなスポーツ選手のこと、恋愛の話など、10代の女の子としての普段着の笑顔も多く見せてくれる。97年生まれということは18歳。まだあどけない素顔もあって当たり前だ。

またストーリーを追うシーンは絵本のようなトーンのアニメーションで描かれ、ややもすると辛いシーンばかりになりがちなドキュメンタリーを優しいタッチに仕上げてある。

もちろん最後は有名な国連演説で締めるが、一言一句が直に頭に飛び込んでくる。何度聞いても素晴らしいスピーチだ。ひとりでも多くの人に見てもらいたい。先進国では「当たり前」のものとして受けている教育は、どの国でも最初から約束されているものではないから。