妖怪あんず大福

わたしはマララの妖怪あんず大福のレビュー・感想・評価

わたしはマララ(2015年製作の映画)
3.0
2015.12.16 TOHOシネマズ川崎

映画としてより、ドキュメンタリーとしてより、彼女の存在に圧倒された。そして彼女の父親の柔らかい強さにほっとした。

原題が、彼女の名前とその生き方について意味深。父親に名付けられ、育まれ、16歳にしてその名前に込められた期待を超えて生きている。
もちろん、この若さでこれだけ注目を浴びれば、その分やっかみやら、反発、も出てくるだろう。それを飲み込んで語らない姿を痛々しく見てしまうのは驕りだろうか。家族にも語ってはいなさそうだが、それでも彼女を本当に支えているのは家族なのだと思う。どうかいつまでも仲の良い家族であって欲しい。

沈黙するか声をあげるか。声をあげるべき事には声をあげなければ何も変わらない。今の日本で声をあげたからといって命を狙われるような事は滅多にないんだから。しかし、出来るかな私に。正直なところ沈黙する方が楽だったりはするんだ。

この映画はアメリカ製作のようだから、欧米的な価値観で語られていると思う。パキスタンやイスラムの人達は彼女をどう見ているのだろうか。
イスラムとはどんな宗教なんだろう。