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わたしはマララのobaoのネタバレレビュー・内容・結末

わたしはマララ(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

@大阪ステーションシティシネマ
アフガニスタンで戦いの先頭に立ったという、ジャンヌダルクのような伝説のヒロイン“マラライ”から名付けられたマララ。そして、原題に“HE NAMED ME MALALA”とあるように…《彼女の運命は、父親に背負わされたのものでは?》という作り手側の懸念に共感せずにはいられません。

鉄の意思を持っているような印象を受けるマララは、ごく普通の女子高生の素顔を見せる少女でした。タリバンによって銃撃された傷は、すっかり癒えたものと思っていましたが、顔左半分の神経が断絶され動かすことが出来ないとのこと。本当に立ち上がるべきは、彼女ではなくパキスタン政府や大人たちなのでしょうが、誰もが命が惜しいのは致しかたないこと。しかし、パキスタンに留まりながら、マララを批判・中傷している大人たちがいることに驚きました。

「マララを撃ったのは、人ではない。イデオロギーなのだ」という父の言葉。

彼女の行動が父親に導かれたものにしても、彼女が決めた道のその勇気と行動力に感嘆し、尊敬いたします。これは、ぜひ、中学生や高校生に観て欲しいです。