上の句に続く【青春かるたスポ根】第2弾。
都大会優勝を成し遂げ、舞台は全国大会へ。千早は新に優勝報告をすると、新は、「もうかるたはやらん」と。ショックを受ける千早。
最強クイーン若宮詩暢(松岡茉優)の登場。個人戦でクイーンに勝てば新ともう一度かるたが取れるかも知れない。クイーンに勝ちたい。その気持ちに囚われ、かるた部のメンバーから離れてしまう。そんな千早の目を覚まさせようとする太一。そして全国大会へ…。
序盤から千早の新、すべては新に会いたい為、という気持ちが色濃く出て脚本的にテンポが落ちたかな。
千早が乱れると太一も乱れ、かるた部にも影響を及ぼす。
後半少し持ち返すも…上の出来には及ばず、3部作中の中弛みにあたるのか⁈
本作は【結び】の感動(期待)嵐前の休憩と捉えよう。
演出はお馴染みハイスピカメラ撮影の他にまるで床がクリア板になったかのような下から撮る(見える)というカメラワークが新しくて中々良い。
【松岡茉優】はさすがの存在感あり。
(佇まいは松嶋菜々子みたいだった。)
今回は、千早の【◯顔】も拝めず残念。