最高でした！
スパイダーマンがスクリーンで見れることが個人的にはお祭り騒ぎ。そんな期待に百点満点で応える超絶楽しい一本でした！
1967年のアニメ版主題歌を超カッコよくアレンジした"MARVEL STUDIOS"のオープニングロゴの時点でテンション爆上がり！この曲を聴くだけで笑顔になっちゃう。そこからずーーっと楽しい130分です。
スパイダーマンを映像化する時、何か重たい物を身一つで支える描写がこのキャラクターには大切だと思ってまして、
例えば、サム・ライミ版1作目ではロープウェイを、2作目では暴走する電車を。
さらにアメイジング版1作目では橋から落ちそうになる車、そして2作目では文字通り時間を止めようと時計台の歯車を。
大きな力で崩れ落ちそうになる何かに対して持てる力の全てを出して立ち向かう彼の姿は、日々の暮らしの中であらゆる困難に直面しながらも一生懸命それを乗り越えようとする我々観客を映し出す鏡であり、だからこそスパイダーマンは本当に心から応援したくなるスーパーヒーローである所以なんだと思います。
今作でもキービジュアルとして予告編などでフィーチャーされていた、分断されたフェリーを繋ぎとめようとするシーンはその一例。
さらに劇中後半。崩落した天井の瓦礫に埋もれてしまい万事休す。そんな中スパイダーマンは自分を鼓舞しながらその瓦礫を全力で持ち上げようとするのです。そんな姿に思わず目が潤み、そして心の中で"頑張れスパイディ‼︎"と応援してしまうんです。
ぜひ劇場にスパイダーマンを応援しに行ってください！
あぁ、本当に楽しかった。
