2017年、38本目の劇場鑑賞。
新生スパイダーマン第一弾!監督は『COP CAR/コップ・カー』の新鋭ジョン・ワッツ。
3度目のシリーズ化なので、クモに噛まれたりベンおじさんのくだりは割愛。
もう見飽きたんでハショってくれてよかった。
MARVELロゴの時のスパイダーマンのテーマが超カッコよくてテンション上がった!
『シビル・ウォー』と繋がってるけど、観てなくても全然楽しめる様になってますよ!
今回のピーター・パーカーは大分若い。外身も思考も大分ね。
今までのスパイダーマンの様に超人になってしまった苦悩なんてものは一切なし。
好きな子に話し掛ける事ができなくて、モジモジしちゃう思春期の男の子(笑)
トニー・スターク(アイアンマン)に認めてもらいたくて一生懸命頑張るんだけど、ドジばっか踏んで失敗続き。
観てて「おいおい…(^_^;)」って思っちゃうけど、健気な姿に応援したくなる。
そりゃあ15歳の子供が急にヒーローにはなれないですよね。未熟者なヒーローの成長物語になってます。
女性の方なんかは母性掻きむしられるでしょうね.笑
単独作に他のヒーロー出るのがあまり好きじゃなくてアイアンマンいらないでしょって思ってたが、ピーターの上司的な立場でいいスパイスになってましたね。
全体的にライトな作りになってて、その辺が賛否別れてますね~。
でも終盤ピーターが覚悟を決めてヴァルチャーに立ち向かう姿はすごいカッコよかった!!
前半は未熟者な姿を、後半はヒーローとして責任と自覚が芽生えていく姿を描いていてとても感情移入しちゃいましたよ。
スーツもハイテク化して私的にはめっちゃカッコいいと思いました!
“即死モード”ってのが気になった。今後出てくる事あるのかな?
スーツの声はヴィジョンを演じてるポール・ベタニーの奥さんでもあるジェニファー・コネリーなんですよ!粋なキャスティング。
スーツに関しても色んな意見ありますが私はアメイジングの時点で同じ設定のスパイダーマンに飽きてたんで、今回色々と歴代のスパイディとは差別化されててすごい嬉しかった!
ヴァルチャーもとても魅力的なヴィランでしたね。悪事を働く理由も決して彼がすべて悪い訳ではなくて同情しちゃう部分もあり、フォルムもカッコよくてやっぱ悪役が魅力あると物語に深みが出ますよね。
サブタイトルの“ホームカミング”とは、劇中のダンスパーティーの事でもあり、原作ではアベンジャーズに参加してるスパイディが映画では大人の事情で参加できなかった。
でも晴れてMCUに仲間入りする事ができ、スパイディが帰ってきたという意味でも“ホームカミング”というサブタイトルになったそう。
観たあと明るい気持ちになれるしピーターがどう成長していくか、続編が今から楽しみです!
“Spider-Man will return.(スパイダーマンは帰ってくる。)”