スパイダーマン：ホームカミングのskm818のネタバレレビュー・内容・結末

戦闘シーンはイマイチの感じがしたが(ちょっと眠かった)、ヒーローやってる高校生の学園青春ものとして面白かった。ネクタイ結ぶ練習しているピーター見ながら、ああこうやってアメリカの高校生は大人になっていくのだなあと思ったよ。ホームカミングって何かと思ったら、学校の体育館でダンスパーティしたりする行事のことらしい。
憧れの上級生女子の父親が武器の密売やっている悪人だったとか、スパイダーマンじゃなくてもショック。リズはアフリカ系だし、ヴァルチャーが父親だとは夢にも思わんわな。あの豪邸は武器密売で儲けて建てたものなんだなあ。スタークのこと言えないだろう。
ギークな友人と放課後の工作クラブとか(顧問の先生がちょーいい加減笑)、レゴでデススターとか、PC室に侵入してハッキングとか、学力クラブとか、ちょっとひねくれた同級生女子とか、妙に突っかかってくるイケてる系？の同級生男子とか、パーティーでいじられるとか、ホテルのプールでこっそり泳ぐとか、居残りとか、校長室とか、青春だなあって感じ。
冒頭いきなりマイケル・キートンでびっくり。オープニング映像の次は、スタークに認められたとはしゃぐノリノリのピーター。ちょっとアクションヒーローものって感じのしない冒頭だった。
ヒーロー活動にしても、スタークの口約束を間に受けてずっと連絡待ってるとか、ATM強盗をやっつけようとして知り合いの店全焼とか、勇み足すぎてフェリー真っ二つとか、色々とアイタタな感じも青春だなあと。
そしてメイおばさんが若くて、多分高校生から見てもエロい。
ヴァルチャーとそのお仲間の、武器の窃盗横流しする悪党なんだけどそれで何か大きなことを企むでもなく改造武器を作っちゃ売ってるだけというその辺の町工場感漂う雰囲気も良かった。しかも彼の理屈ってのはそれなりに分かるものでもある。続編にも出てきそうだが、この調子で次も頑張ってくれ。