技術進歩に伴うCGやドウダ！と言い張るようなアクションはやはり流石のトップレベル。しかし、どこか古い考え方を持つわたしとしては、元はちょっと冴えないピーター・パーカーが、学力、ルックス共に全てナンバーワンで、最初からプライベートでも皆に期待を持たれる人物であることに違和感を感じてしまう。また、他のスパイダーマンシリーズの敵は、止むを得ない状況の中、超能力や武器を持った人物が征服欲に溺れてしまったり、破壊の快感を覚える切なさの描写があるが今回は単に私利私欲のため悪行をするわがままな外道。わたし個人的に好きな他のヒーロー物にはないスパイダーマンシリーズの心象描写が少なく、ネームバリューで押し切った感覚を残す脚本には、若干残念。。
アクションによる楽しさを単に感じたい人にはオススメだけれど。
