好きなアメコミ作品で祝!400レビュー!!(書いてない作品もありますが…)これからも、ちりつもで頑張っていきますので、よろしくお願いします!
「あなたの親愛なる隣人」でお馴染みのスパイダーマンがMCUに本格参戦した「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のその後のストーリー。
「みせてやる、僕の力を––」
シビル・ウォーではトニーに呼ばれ、大奮闘したスパイダーマン。しかし、戦闘中にお喋りしたり、自撮りしたりなど、中身はまだまだ子供の15歳の高校生。トニー・スタークに認められたいが、ご近所を守るだけでいいと、あしらわれてばかり… 。ヒーローと高校生、大人と子供の間で、もがきながら過ごすピーターの前にヴァルチャーが現れる…
やっぱりスパイダーマンは面白い!!他のヒーローとは違い、心も体も未熟であるが故の脆さだったり、誰しもが抱く悩みに共感できる身近さこそが、多くの人に愛されるヒーローであるが所以だと思う。また、アイアンマンの存在が大きい。スパイディのNewスーツのガジェット。また、トニーとピーター、父と子、師と弟子など関係としても面白い。
しかし、今作はサム・ライミ版、アメイジングのような〝スパイダーマンになる〟というより〝スパイダーマンになっていた〟というのが少し残念。確かに時間系列上、スパイダーマンになる前を描くと、シビル・ウォーの前後を描かないといけないので、ストーリー的に難しなるだろう。しかし、自分の能力に気付き、壁をゆっくり登っていくシーン、ピーターがスパイダーマンに〝なった〟瞬間が見たかった。
続編の全米公開日が決定しており、2019年7月5日。今から待ち遠しいばかり。