あざらし

スパイダーマン:ホームカミングのあざらしのレビュー・感想・評価

3.6
「闘いながら、インターンをこなしているの?」

子供たちの絵は、ヒーローばかりの絵でした。現代では、たくさんのヒーローが活躍する時代なのです。

しかし、ヒーローが活躍した後というのには、破壊が付き物です。
宇宙からの遺物も多く、その後片付けを巡って争いも出てきました。

スパイダーマンであるピーターはベルリンへ個人ジェットでやって来ました。
それは、アイアンマンの催したアベンジャーズのためのインターン研修旅行だったのでした。

アベンジャーズのメンバーとして一人前に闘いたいスパイダーマンが描かれます。

まだ学生のピーターは普段は冴えない男の子です。彼は学校ヒロインの上級生リズが自分の変身した姿であるスパイダーマンを好きだと聞いて…

スパイダーマンの年齢が下がり、今回は思春期スパイダーマンという感じになりました。

アメリカンヒーローたちの人間らしいプライベートがあらわになり、どんどん夢がなくなっていくように感じるのは私だけでしょうか。

それをコメディとして面白がるのは良いですが、ヒーローだから、ただカッコ良いと憧れる隙間を残して欲しいように思います。

アクションはスパイダーマンらしくスピード感があって、観ていて爽快です。

スパイダーマンの人間らしいプライベートが中心に描かれたアクション・青春ラブストーリーです。

「スパイダーマンは隠し芸じゃないんだ。」
あざらし

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