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プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムスのwigglingのレビュー・感想・評価

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1958年生まれの特別な名前を持つ天才ミュージシャン3人、マイケル(大天使)、プリンス(王子)、マドンナ(聖母)、残るはマドンナだけになってしまいました。
なかでも個人的に神と崇めていたプリンスの絶頂期、1987年の同名アルバムのステージを収録したのが本作です。80年代のプリンスは本当に凄くて、地球上に存在したどの音楽よりも優れていると本気で思ってたくらい。

爆音上映では以前から頻繁に取り上げられていましたが、今年は追悼ということもあり特にヘビロテされています。プリンスのことを良く知らない方が偶然に観て絶賛しているのを本当に良く聞きますね。
ポップでエロくて演劇的要素たっぷりの本当に凄いステージ。他のLiveなんてもう観れなくなってしまうくらい。こればっかりは言葉では説明できないので、騙されたと思って観て欲しい。

今回観て気づいた事、序盤に登場する太鼓隊とそれを迎える凄腕ギタリスト(プリンス)、これ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』じゃん!
この2作品の関連を気付いたの絶対に俺だけだ。ちょう嬉しい!笑

何度も書きますが、本作は極私的Liveムービー殿堂入り作品です。他の作品は、トーキング・ヘッズ『ストップ・メイキング・センス』、R.E.M.『Tour Film』、先日殿堂入りした七尾旅人『兵士A』。もちろん音楽ファンは全部必見で。
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