半兵衛

東京アンタッチャブルの半兵衛のレビュー・感想・評価

東京アンタッチャブル(1962年製作の映画)
2.5
脱獄犯丹波哲郎VS彼の行方を追う刑事三國連太郎(プラス高倉健)。物語の構成が大味なのであまり面白味はないしサスペンスに必要な緊張感が不足しているけれど、それでも豪華キャスティングの若い頃の演技を堪能できるのでそれなりに楽しい。

あとこの作品は刑事側のプライベートを重点的に描くというこの手のドラマでは珍しい手法を使っているけれど、特段ドラマに貢献しているようには感じなかった。それでも男やもめで子供を育てて、若い婦人警官三田佳子に好意を抱くも言い出せない三國や親に会うからと仕事を半休しようとすると上司の三國にキレられて「怒られちゃったよ」と同僚にこぼす高倉健はレア。
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