カント

キッズレーサー 魔法のメダルと秘密のサーキットのカントのレビュー・感想・評価

3.8
子ども用ドイツ映画。
カート・レースを題材にした少年少女の成長物語。
素材もメカニックも、美少年・美少女の割合!も素晴らしい。
設定も面白いんだけど…残念な事に脚本が粗い。詰め込み過ぎて散漫。
惜しい。
学校って物が存在しない感じの、少年少女の行動の端々にB級感あふれています。
いっその事、CGを多用して宇宙とか異空間を舞台にすれば良かったかもね。
あと…ドイツ映画なので壁の落書きが全く読めない(恥)

デヴィッド・ミシェル(10才)はレーサー志望の熱血漢。ウザい妹ルカ(8才)と、自分のカートを手に入れる為、アルバイト(ドイツ語)に勤しむ。

ローゼンガルデンの町の南側は、危険な地域。
南側の女の子キキは、メンテナンスが得意な機械油まみれの美少女。
デヴィッドの同級生、美少年のロビンは金持ちのボンボン。

ある日、デヴィッドと妹ルカ。
キキとロビンの4人は不思議なメダルを見つける。
そこには1人1人の顔と…キャッスルのパンからの招待状として、7つのレース、7つの勝利、7つの塔、そして挑戦を待つ、と刻印※されていた。
※メダルをデザインして鋳型から鋳造する苦労を知ってる人は、この時点でB級臭を感じる(笑)
もしくは金属を材料に出来る、3Dプリンターで造ったか。

4人は、いがみ合いながらもマシンを作り上げて敵のバラクーダと対峙。
メカニックの専門家キキと、キキのママの協力の元、16000回転※のエンジン開発に成功!!
チーム名はV8。
※通常のF1マシンが18000回転なので、感覚で言うと軽トラで時速300キロを出す感じ。一般車は3000回転で100キロ出ます。

果たして…
V8は、バラクーダに勝てるのか。
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